岡坂弘毅 オペラ歌手

オペラ歌手岡坂弘毅が気になった事

フィガロの結婚

 

 

今回は奥さんと完全な裏方。

横浜ビールの公演の主催なので準備類は大体我が家でやっています。

そして高嶋さんが本番の前日夜にお店のセッティングをしてくれます。

 

今回16回目。

 

よくやったものです。

 

今回はフィガロの結婚で序曲、合唱とカットしましたが

よくやるところは全部やりました。

 

本番の時間は今回が一番長かったかな。

 

稽古が始まって男性陣は初役でも違う役で関わったり

何度もやっていたりで凄いいい感じでのスタート。

 

女性陣も慣れている人もいましたが、フィガロの結婚自体が初めての方もいました。

 

でも稽古が進んでいくとこれまでの歌手の経験値を

生かしたうまさを見せてくれました。

 

通しを聞く頃には感動して泣きそうでした。

 

今回も僕が字幕を作りました。

スライドは890。

前回のドンパスの二倍でした。

ゲネからは字幕チェックで落ち着いて見れませんでしたが、

時々見入ってしまって通りすぎることも。

 

本番は集中して頑張りましたが暗いし長いし

2日目の朝起きたら寝違えみたいに首を痛めてました。

 

衣装は先日の清教徒で主催の西尾さんがご準備くださった

とてもいい感じの衣装を借りて見栄えもバッチリ。

ありがたい。

 

小道具も杖があったりウクレレを使ったり

小物も多かったり。

 

ということでたくさんの衣装とたくさんの小道具を帰りは

ゴロゴロ2つ、大きなかばん2つで帰りました。

 

これだけたくさんの大変な事がありましたが

出演者の明るく協力的な気質、本番に向けての真剣な姿勢、

稽古場も明るかったし若い子はたくさんの経験者の中

戸惑うシーンもありましたが皆んなで作ってくれたし

 

本番の日も準備がたくさんあったのでかなり早い集合時間でしたが

挟み込みや会場の準備までしてくれました。

 

もちろん本番もいい声、高いテンションでお客様のアンケートも

大変好評でした。

もちろんお店のご協力があってこそです。

 

たくさんの人が関わって協力してくれて

今回の公演がとても素晴らしいものになりました。

 

次は17回目です。

 

このシリーズでは珍しく悲劇。

出演メンバーもいつもハッピーな演目で共演する人ばかり。

 

でも大好きな演目なのでどっぷり楽しみたいと思います。

 

次は17回目。

毎回素晴らし公演ですがもっと何かできることを考えて

変化して出演者もお客様も楽しめる場にしていきます。