ロッシーニコンサート２
5月2日(月)
町田市民フォーラム
ロッシーニコンサート
吉村恵 メゾソプラノ
岡坂弘毅 テノール
安東玄人 バリトン
小森美穂 ピアノ
1.Se il vuol la mulinara
もしも粉屋の娘がお望みなら
岡坂
2.Mi lagnero’ tacendo
何も言わずに/非難
3.Mi lagnero’ tacendo
何も言わずに/昔風のアリエッタ
吉村
4.La danza
踊り
岡坂
5.Di due gatti
猫の2重唱
吉村 安東
6.オペラ「オテッロ」より
ロドリーゴのアリア
なぜ聞いてくれないのか
Ah come mai non senti
岡坂
7.オペラ「アルジェのイタリア女」より
イザベッラのアリア
酷い運命
Cruda sorte
吉村
8.オペラ「チェネレントラ」より
マニーフィコのアリア
娘のうちどちらでも
Sia qualunque delle figlie
安東
9.オペラ「セビリアの理髪師」より
アルマヴィーヴァ伯爵のアリア
もう逆らうのをやめろ
Cessa di piu resistere
岡坂
今回のプログラムで僕が歌うのは
1.Se il vuol la mulinara
もしも粉屋の娘がお望みなら
4.La danza
踊り
6.オペラ「オテッロ」より
ロドリーゴのアリア
なぜ聞いてくれないのか
Ah come mai non senti
9.オペラ「セビリアの理髪師」より
アルマヴィーヴァ伯爵のアリア
もう逆らうのをやめろ
Cessa di piu resistere
の４曲です。
どれも歌ったことのある曲ですが、本番に向けて練習していると
なかなか難しい。やっぱり前と感覚が違うなと思いながら
練習しています。でも楽しい！
１の「もしも粉屋の娘がお望みなら」は
藤原歌劇団のコンサートで当時の監督の岡山先生から
「これ歌え！」
と言ってそこで初めて歌いました。
なんでこれ？とか思って調べたら
ロッシーニが９歳の時に初めて作った曲で
まずはここからスタートという意味でした。
なので今回もこの曲を入れました。
４の「踊り」は何度も歌ってます。大学の時、パヴァロッティのCDで
初めて聴き衝撃を受けて今でも時々コンサートに入れています。
何度やっても本番で噛んだり、歌詞がひっくりかえったり時もあり。
今回はバッチリ決める！と思いながら毎回練習してます。
６のロドリーゴのアリアは
７で演奏される猫の２重唱と同じメロディーが入っています。
このアリアは簡単に言うと嘆いてる気持ちですが
猫の２重唱は楽しげに歌ったり悲しげに歌ったりと
作り手によってさまざまな物になります。
雰囲気の違いと吉村、安東組がどう歌うかも楽しみです。
９の「もう逆らうのをやめろ」
はセビリアの理髪師の最後の方に伯爵が歌う
大アリアです。
６月に公演するシンデレラでも最後に
シンデレラがほぼ同じメロディーでアリアを歌います。
たくさんの面白い繋がりのあるロッシーニ！
このコンサートと6月のチェネレントラでその魅力と楽しさを
皆様にお伝えできればと思います。
