セビリアの次
たくさんいろんな事が起こったセビリアの本番も
終わり、家で公演の録画を見て思い返したり反省したり。アンケートの集計や写真の整理など振り返りも少し続きそうですが次です。
カミーユ役は何度かやった事がありますが、
台詞は別だし、きっと今回も芸達者で飛び道具の多そうなメンバーなので、また新しいものになりそうです。
日本語上演、日本語台詞。
台詞は僕が書きます。が多分つまらないでしょう。
ベースの台詞を書いて、どんどん広げて行こうと考えてます。
去年、驛公演でのコウモリは台詞を
驛を影で下からがっつり支えてくれている正木さんが書いてくれて、伝説に残るコウモリだったと
思っています。あの公演の完成度、キャストの個性もハマり、なんとなく普通に見てるとよくわからないコウモリを分かりやすく楽しく、そして驛のあの場所に合う公演にしてくれました。
そのセビリアの成功からのメリーウィドー。
ハードルは上がります。
というのも常連さんがありがたいことに多くなってきて、多い方は11回公演なのに12回いらして下さってる方もいます。(同じ演目を2回みてくださいました。)
ビール屋さんなのでやはり面白い演目は受けが良く、今回のセビリアも楽しかった、面白かったという感想が多かったです。
メリーウィドーは今までの自分の経験上面白い
のもありますが、華やか。歌もヴァリアの歌、
女女、カンカンなど聞いた事あるものから
馴染みは無くとも綺麗な曲もたくさんです。
それらをどう生かすか。
僕は基本、あるものを真剣にやればそれが一番面白いと思っています。どの演目でもそう思っています。
そこは崩さずに今の時代と場所に合った
うちのメリーを作ろうと思ってます。
朝のニュース記事で原作の実写化の話を読みました。監督は自分の個性を出そうとして、結果よくわからないものになる。原作のファンを怒らせたり
がっかりさせたり。それはそうですよね。
僕は基本読み替え演出が嫌いです。
言葉そのままに歌い動きたいです。
と思い返して3月3日 4日
楽しみです。