次はチェネレントラ
驛の食卓カルメン。素晴らしい公演でした。
場所の雰囲気など、盛り上がり方がわかってきたし、ノリの良い出演者がどんどん色んな事をやってくれます。
結果、多くの見せ場と真剣に臨む集中力で
とても良い本番になりました。
まず、お客様との距離が近い。これは大きな強みで、
歌手の表情、迫力、ものによっては巻き込んでの歌。
僕も稽古の時、目の前で見たり、字幕をしながら見てますが、迫力は近い分伝わって来ます。
休憩に入る時にお客様が
凄い声で迫力があるねー!
なんて言ってくださいます。
声の凄さが伝わると普通ではあまり体験する事のないものなので、とてもお客様の反応が良いです。
あとはわかりやすい事。
伝わる事が受け入れやすいに繋がっていると思います。
単純に声の迫力。何をやっているかわかる。
カルメンではその他に踊り、息子の出演、店長が少し出演など何か楽しいとか凄いとか感じとって下さるものを少しづつ入れて、それがどんどん足されて、満足度が上がっていると思います。
その点でメリーウィドーとカルメンはそれらを
盛り込める演目でした。
次のチェネレントラは派手な合唱ナンバーも
踊りも台詞もそれらに比べるとありません。
でもチェネレントラには綺麗なハモり、
テンポの良い音楽、技術が必要な曲など聴かせどころがたくさんあります。
そこを素直に出す事が最大の目的になるでしょうし
一番難しいと思います。
去年、セビリアの理髪師を驛の食卓でやりました。
その時も音楽頑張りましたし、プラスで出演者の個性が足されて見ていた子供が大笑いしてくれていました。
稽古が始まるまでに、準備して
より楽しめる事を考えます。