オペラの字幕から思う事
とてもお世話になっている横浜の驛の食卓。
ここでオペラやコンサートをやらせて頂き
次のファルスタッフで10回目です。
楽しみに過ぎる本番(^^) pic.twitter.com/3obzEOQGVs
— 岡坂弘毅 (@boccadelmonte) 2017年7月5日
オペラ、そして、僕が企画して、やらせて頂いているオペラはイタリア語。
という事で字幕をいれています。
経費削減と自分の勉強の為?と思いつつ作っていますが、思い返せばいくつの字幕を作ったのでしょう(^^)
ホームページだけですが、オペラで
コンサートでも曲ごとに字幕をつくるので、たくさんの重唱やアリアの字幕をつくりました。
自主企画の前にも自分が出演するもの、その他とで
トスカ、ボエーム、蝶々夫人、ジャンニスキッキ、カヴァレリア、覚えてませんがまだ家のデータベースにあります。
これは愛の妙薬の最後のシーン!このスペースなので分かりやすく短く、とか考えながら。
愛の妙薬、リタ、などは曲の繰り返しも多く
歌の中ではあまり話が進まないので作りやすく、
スムーズです。
2段くらいで横に入る文字数もあるので言葉を考えながら一つづつ(^^)
大きな舞台で機材も良かったので画像も付けたり。
これだけで見ていただく方の感じはかなり違いますね(^^)
そして
今、製作中のファルスタッフの字幕。
4人で一度に、多いときは9人で違うことを話す。
😭
絶対全部は伝えられません。ていうか普段4人で話してる言葉を聞き取れないですよね?という事で
ざっくりまとめて、プログラムにそんなことを書いて伝える方が分かりやすいと判断しました。
日本語で聞いても分からない。この場面はみんなで言いたいことをいっせいに話しているシーン!と思って見れば大丈夫ですね(^^)
そしてそんな事を思いながら一コマづつ作って
行くとだんだん、その主人公とか人物に感情移入してしまいます。
良かったねー!とかそこなんでそう言って我慢するかなー!とか。
ボエームなど作っているときは最後こちらも泣きそうになったり、
愛の妙薬などは最後上手く行くところなどは
曲が頭の中で流れながら嬉しい気持ちになったりとか不思議です。
でも合わないキャラだと、うっとおしくなって、まだ続くのかとか、しつこい!みたいな。
というのは自分の感想ですが、
蝶々夫人とトスカの愛の2重唱。
曲を聴けば素晴らしいメロディー、と声の共演で最後に向かっての感度は何とも言えませんが、字幕にすると、愛してるとか、裏切らないでとか、好きだー!おいでとか何回も繰り返し。
これもまた不思議ですね。字幕がなければ通じない。でも曲に集中して聞いて欲しいところもある。などまだまだこれからたくさん経験できそうです。
まだ字幕に、ついて思うことはたくさんあるので
また書きます(^^)