セビリア立ち稽古

今月25.26日に行われるセビリアの立ち稽古の日でした。

本当は写真撮ったり動画撮ったりしたかったのですが、気がまわらず歌っているのが楽しいという感想です。

初役、尊敬する先輩、経験を重ねている後輩

たくさんの方に関わって頂いてます。

セビリアの理髪師は名前は聞いた事あるけど

日本ではあまり上演されないですかね？

比べるとかどうでもいいですが、

やっぱり日本はカルメン、椿姫、ボエーム

蝶々夫人などが市民オペラを中心によくやられます。

市民オペラを中心にというのがあれで

セビリアの理髪師は男性の合唱しかいないのと

難しいのと、少し長いのであまりやられないかと思ってます。

でも歌っても聞いても、とてもワクワクが止まらない演目。僕は大好きです。

どこがと言うと自分の役はもちろんどのキャストにもビシッと見せ場があり、綺麗なフレーズ

テンポが上がって本当に演奏しているなと感じられる大フィナーレ。そしてハッピーエンド。

なんの害もないこの感じが良いです。

立ち稽古も少しづつ進んでいますが、

初めてのキャストはとても苦労してます。

でも馴染んでくるとなぜか歌いやすく、

楽しくなるというのが僕の感想で、

今日見てても、稽古をやって馴染めばあとは

演者の経験値でどんどん面白くなっていると

感じます。

やはり人数が必要な重唱もあるため、

一人で練習してても馴染まない。

みんなでやってわかる事ばかり。

そうやって楽しいセビリアになって行っていると

思います。

僕も初めての時は全然。2回目以降から

わかる事がたくさんで、今でも稽古で出来る事が

増えていると思ってます。

これからの稽古と本番とても楽しみです。

字幕もできたし、これから本番に向けて

必要な事をどんどん埋めてまた楽しめる公演に

します。

それにしても先輩の経験値の深さと

若者の勢いは凄い。僕も一応は

いろんな現場で歌う機会はあったのに

新しい発見をどんどんくれます。

ありがたく頂き、いろいろ繋げて行きたいですね。