言葉
歌を歌うと殆どの場合は言葉があります。
日本語、イタリア語、フランス語、ラテン語、ロシア語。
自分はイタリア語の曲を歌うことが一番多く、多いので歌いやすい。と思っています。実際、イタリア人にどう聞こえてるかは分かりません。
人種によって骨格が違うので普段しゃべる位置が違うでしょう。その違いもたくさんあるとは思いますが同じ発声で歌う、というのは考えもの。
でも自分は歌い分けをしません。自分が一番歌いやすい、声の出しやすい歌い方で、言葉だけ変わります。
イタリア語と日本語は一応、その国の人に接しているので、何となく歌えてる気持ちになっていますが、
フランス語、ロシア語は読み方を勉強して、読める人に聞いて確認して、歌っているのでもうどうなってるかはわかりません。
稽古でその言葉の先生に教えて頂ける事もありますが、結局声の出しやすい発声で、その発音をするので、もう何と言えばいいか。
お客さんの中にはその言語に長けている方もいるでしょう。そうなればおかしいな、と思われるかもしれません。
でも知らないお客様からの感想でよく頂くのは、言葉は分からないが何を言ってるか聞こえるから良いですね!
これが重要なのかなと思っています。きちんと聞き取れて、本当にその国の人が聞いてきちんと聞こえる声、
歌い手によっては凄い声ですが何を言ってるかわからないとかもあります。でもきちんと喋ろうとしすぎて発声が定まらないもあります。
よく満点はない!好みだと言いますが、やはり聞き取りやすい発声、というのはとても重要ではないかといろいろ最近聞いてよく思います。