練習室
練習室で一人で歌っているとなんて自分は上手いんだろうと自己満足できます。
狭くても歌いやすくて、その狭い空間になんか響いてる感じがして、高い音なんかもでる感じがして、とてもいい気分です。
これからの本番のために譜読みをし、でも何となく声が出る気がして、過去にやった事のある難しい曲、気持ちよく歌える曲などを思い返し歌ってみます。
上手くいきます。
そしてたとえば、そこで確認して、凄く上手に歌えるきがして、本番や、稽古に行くと、大して手応えがない。
何でだろ!
それは自分なりの考え方ですが、練習室で一人で歌う時は自分のペースで、歌える。曲の途中でも、水をのんだり、息を整えたり、稽古だと、指揮があったり、ながれる音楽にのってそのタイミングで歌う。
全体の稽古だと、ずっと待っていて自分の出番が来た時には待ちくたびれたり、ずっと黙っていたり、乾燥、歌う環境も違う、など。
レッスンで生徒さんに教えてる時は、生徒さんの声を聞いて、思う事をこの方がいいと思います。ここはこんな感じで歌うと上手くいくのではないかとか、言っていますが、本番でいつも自分ができているかと思うとできてないですね。
でも練習室ではできている、生徒さんには思ったことをアドバイスして、それができればいいという事をレッスンではある程度表現できる。
これをどうしたら本番に確立高く持っていけるか?
やっぱり経験でしょうね。その場所に慣れていれば感覚がわかる。その曲を何度もやっていればペースがわかる。それですね。
練習室で歌ってとても楽しい。多分殆どの歌手が自由に練習室で歌う時が一番上手いんだろうな。
でも本番でしか出せないテンションもある。だから面白いですね^_^