岡坂弘毅 オペラ歌手

オペラ歌手岡坂弘毅が気になった事

リタもスタート

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次回の横浜ビール公演は

リタ、ガラコンサート。

 

魔笛のセリフのベースが書き終わりました。

次はリタのセリフ。

 

リタのセリフは実家の公演の時に

一度書きましたのでそちらをベースに

驛バージョンにしようと思ってます。

 

山口でやった時は夏で海開き前、

ホテルの設定はバッチリ。

 

地元のお酒を使ったり

対決のシーンは水鉄砲でやったり

楽しかったしハマりました。

 

わかりやすく見やすく

嘘がないが一番伝わりやすい。

驛はあの場所で見られる

声の迫力と、近いから見れる歌手の表情

などがとても良いものだと思っています。

 

常連のお客様は終わったら何の演目でも

次回も楽しみにしてます。

と言ってご予約くださるし、

今回のルチアの時も申し込み頂いた後に

 

次はどんな話しですか?

 

なんて聞いてくださったりもします。

 

リタは有名というわけではありません。

みんな知ってるお話でもないです。

 

新国でオペラの凄いファンの人もそんなに見た事ないでしょう。大劇場でやらないし。

 

そんなオペラだからこそわかりやすく。

お客様が考える事は少なくしたいですね。

 

歌は難しいです。

 

早口、高音。

3役あります。

全員アリアがあり、

それぞれで2重唱があり

最後は3人で3重唱があって

1時間ちょっとです。

 

セリフ書こう。

 

全然話しは変わりますが

先日のボエームの稽古で

2幕終わりにお金全然持ってない。

高い!

 

と言うシーンで

冗談でスマホを出して電子マネーが足りないや!

 

みたいなやりとりしました。

 

現金でお金を払うシーンが今後は

不思議になっていくかもしれませんね。

 

オペラ電話も

電話繋がらないとか難しくて

キャッチもあるし、

まず外で公衆電話からとかも

最近ではあまり見られない光景。

 

公衆電話を知らない子供いるし、

黒電話のまわすタイプは使い方を知らないし。

 

オペラの中にはその時あっても

今は全然違うものになってたり

今はないものもあるし、

 

そのうち公演をする時に子供が見るために

ストーリーよりも道具を説明しなければ

成り立たなくなるかも。

 

そんな事も含めてセリフも考えよう。