岡坂弘毅 オペラ歌手

オペラ歌手岡坂弘毅が気になった事

ルチア

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明日はゲネです。

 

その前の稽古。

ゲネが終わってからも確認稽古を今回取りましたが

とりあえず明日はゲネ。

 

稽古の感想とか本番の意気込みとかは

まあいいとして、このオペラは

しっかりと歌えるなと感じます。

 

これは僕の勝手な感想です。

 

レパートリーないテノールとして

沢山の演目で主役、端役、合唱をやってきました。

 

それぞれのオペラで聞かせどころはあります。

ドニゼッティで言えば

愛妙、リタ、ドンパス、ロベルトデヴリュー

そしてルチア。

 

自分の中での感想ですが、

愛妙は僕の中では歌っていて一番感動する

作品。

 

リタは一番動いてなんならちょっと踊って

本当に沢山の技術がいる作品。

 

ドンパスはただただ音が高いが

これほどテノールアピールできる作品は

歌いがいがある。

 

ロベルトは真剣に歌いたくなる。

マイナーだけど歌っていて本当にカッコいいと思えます。

 

そしてルチアは世間からすると

僕の声は軽めに聞こえるかもしれませんが

ちょうど発散できる音で歌えて気持ちいいです。

 

もちろんそれ以外にも考えてることはたくさんあります。

 

ルチアで言うとイタリア歌劇団

映像が凄すぎてあんな風に歌いたい

という気持ちがかなり強いです。

 

あの勢い、伸びる声、

自分の中でこれぞオペラ!と思えるものです。

 

昔なので動きはあまりありませんが

声で勝負してて、衣装も綺麗、

合唱の人数も多い、

 

本当にオペラの憧れを持っていたころの

お手本の様な作品だと思ってます。

 

声で聞かせる。

 

凄いです。

本当に理想。

 

とりあえず明日良い声で歌いたい。