岡坂弘毅 オペラ歌手

オペラ歌手岡坂弘毅が気になった事

多すぎて

世の中には沢山の曲があります。

そりゃあります。

 

カンツォーネクラス、童謡クラスと

やらせて頂いてますが、

僕の経験と知識ではその時代に生きた人生の先輩には知っている曲数は全然かないません。

 

オペラ歌手として良い声で

好きなオペラを歌いたいが一番の目的の僕は

クラスで発声をして

僕だったらこう歌う!

 

というのがメインで授業です。

 

生徒さんも僕の歌い方を好きでいてくれる生徒さんが多いです。

 

カンツォーネ

僕はテノール歌手なので、

3大テノールとかがよくやる

イタリアの歌は歌います。

有名なものは直ぐに何曲も歌えます。

 

生徒さんもそのカンツォーネの括りはもちろん

好きですが、サンレモ音楽祭で歌われたもの。

青春時代などに日本に入って

日本語で歌われた曲が懐かしくて

歌いたい。

という感じの方もいます。

 

そちらのジャンルになると僕はさっぱり。

聞いたことがあるものもありますが、

先生になってから知った曲も沢山あります。

 

童謡もそう。歌集があって何百もある

曲をみて、今日は何を歌いましょう?

から始まります。

季節柄や、気分で歌いますが

生徒さんはその歌集の中の沢山の曲を殆どと言って良いほど知っています。

学生時代にやったもの、流行ったもの。

 

僕は小中で習ったものと、市民合唱団のエキストラでやったものくらいしか知らない!がベース。

 

こちらも先生になってから知ったものが沢山です。

 

と思ったら最近小4の生徒さんが入られました。

 

どんな曲が好き?

と聞くと

 

全然知らない歌謡曲を言ってくれて、

これまた調べました。

 

しかもディズニー、ジブリ

小さい子供がよくやるであろう曲も知りませんでした。

 

んー!

 

もう年代別、ジャンル別と分かれすぎてて

全然ついていけてません。

もちろん音大でやる歌曲やオペラは

僕の方が知ってますが

そんなクラスでは専門が違うような気がします。

新しい子供達もそうです。

 

そして何百もある歌集。

普段歌を歌ってる僕らも知らないものが沢山。

今後これを歌う人達は現れるのか?

今の子供達はそれに触れる事もないだろうなと

思ってしまいました。

 

息子の教科書を見ても

全然ペースは遅いし

こんな事やっても全然残らないかな?

さらにほかにもっとよくやってたものがあったのに!

とか思います。

 

でももう今の時代、

これじゃなきゃダメ!

というものはないですね。

 

自分が楽しめるもの、一緒に楽しめる人

が大切。