字幕の確認作業
初日組みのゲネをやって
字幕は間違いだらけだったのでそれの訂正をしました。
僕の作ってる字幕で、操作するのは今回奥さんなんで、ある程度の間違いなんかは直ぐに直せて、
対応できますが、それにしても間違いが多い。
まず、楽譜にそのスライドを出すタイミングで線を引いていますが、それが無いところ。
逆にスライドが何故か多く作ってあり、タイミングの線と合わなかったり。
あら?
自分でチェックしながら何でこんなになってるの?
ってこの作業をする時はいつも思います。
そして読み返すと
貴方と貴女で間違えてたり、
漢字でいけるのに平仮名になっていたり。
最初から完璧はないし、きちんと作ってあっても
他にもっと良い言葉があったりしますけどね。
あと、どのオペラでもそうですが、
大人数で歌っていて、違う事を言ってるシーン。
たくさんあります。
そんな時ってどうでしょう?
愛の妙薬、セビリアの理髪師、今回のドンパスクワーレもそうですが、一度言った事を繰り返して音楽で盛り上がってます。
なので、僕的には字幕とかどうでも良くて歌手の
表情や、音楽に向いて欲しいと思ってます。
去年やりましたファルスタッフ。
字幕を作りましたが有名な9重唱他、たくさんの人数で歌う場面も多く、キャストが全員違う事を言ってます。
でもこれってイタリア人が歌ってイタリア人が聞いても全部聞き取れないですよね。
きちんと文章を読むと、とても詩的で面白かったり綺麗なものですが、直接そこでは伝わらない。
なので今のところ聞いて下さる方には歌とか歌手の表情に注目して欲しいと思ってます。
また25日組みのゲネがありますのでそこでもう一回やって、また確認ですね。
ドンパスクワーレって久しぶりに自分で全曲やって
録画して聞きますが、こんなに楽しく聞こえるのだと再発見しました。
本番までしっかり楽しみます。