ドンパス2日目

今日は2回目のドンパス稽古。

ドンパスクワーレ役の大塚さんと公証人の高畑さんも参加で全役揃っての稽古ができました。

大塚さんは初役と言ってましたが

普通に上手でした。

凄い。

驛にはファルスタッフの時のフォード役で

凄かったですが今回も凄いです。

みんな個性もあるし、これからも楽しみです。

ドンパスは大きな重唱は2幕のフィナーレだけと言っていいかな。

あとは2重唱がたくさん。

前回のチェネレントラの5重唱、6重唱も

楽しかったですが、

今回のように2重唱がたくさんあるのも良いです。

2重唱は個人の力をぶつけたり合わせたりの

掛け合いが歌ってても聞いてても面白いですね。

今回はノリーナ役だけダブルですが、

ノリーナは他の全役と2重唱があるので、

稽古中には6パターンのぶつかり合いがみれます。

今日は音楽稽古でしたがすでにそれが見えました。

これからのその変化も楽しみです。

これまでたくさんのオペラを歌ってきましたが、

稽古も本番もたくさんの発見があるのが面白いですね。

同じ演目でもその時の調子や相手で全然違うし。

今までこうだったから、こうしよう。

もちろんそれはありますが、成長してるなら

前と同じように歌うは違いますね。

前はこれでうまく行ったからこうしようだと

成長ないですし。

新しく何かやってうまく行く、

楽しめる事を考えるのが良いと思って帰ってきました。