チェネレントラ
山口の愛妙が終わりましたが、今日はまた気分も新たにチェネレントラ。
キャストは全員集合でほぼ全部通しました。
いやー!何となく最後まで行きましたがとても皆様上手。
今回のキャストは2010年にやったメンバーが半分くらい。他は今回は最近良く共演させて頂いてるメンバーを入れて構成しました。
初役は意地悪お姉さんの2人だけ。でもその2人も
バッチリ。
この作品はいかにまじめに歌うかが重要。
おおかがりなセットがなくても
お客様と近いステージで、表情、息遣い
が見えれば更に楽しい本番になると思っています。
今日はその道筋が見えましたね。
これから1カ月ちょっとで本番ですが、
とても楽しみです。
僕はその1週間前に2回
王子様やりますが、どの公演もそれぞれのカラーと勢いがあってとても好きです。
これから稽古を重ねて行きますがやっぱりあとは
出演者同士の会話。
ただのお話ではなく、歌いながらの掛け合いが
稽古でどれだけ増えるか楽しみです。
その掛け合いが多いほど楽しい。
緊張したり、調子や、心配事などで
、スタートは全然どこを見てるかわからなくても
オペラは長い。本番中にふと慣れてきて最後は
その掛け合いができるようになる。
でもまた違う本番では緊張スタート。
そんなことを繰り返しながら
だんだんわかるようになってきて
今はやっぱりその掛け合いが好きです。
チェネレントラはそれが存分に出来るオペラだと思ってます。
出会いの2重唱でハモる部分は相手のテンポや声の感じを探って合わせる。相手もそうするので上手くいけば合うし、ダメな時もある。
それが上手くいった時が嬉しい。
大きな重唱は曲の中でいろんな人と
それができます。ここまではあの人と一緒、
ここからはあの人達!など、
更にそれが慣れてくると新しい発見もあるし。
これは歌ってみないとわからないです。
キャストの個性もあるし。
次!楽しみ。