ヘングレ?
今日はお世話になっているピアノの先生の発表会の前練習に参加しました。
このピアノの先生は発想が凄くて、
ピアノの発表会なのですが、今回ヘンゼルとグレーテルをやります。
オペラのヘンゼルとグレーテルをベースに歌と台詞とピアノを全部入れてストーリーを作ります。
ピアノの発表会ですので生徒さんは基本ピアノを弾きます。でもオペラのヘンゼルとグレーテルを簡単にしたバージョンで、そのストーリーをなぞりながら最後まで行きます。
まずオペラのスタートと同じように
ヘンゼルとグレーテルが作業をして
つまらなくなり踊るシーンに。そして踊り疲れたのでピアノを順番に弾く。ここでピアノの発表会。
そしてお母さんも帰ってきて、森に行かされ、お父さんが魔女がいるからまずいと森へ。
子供達は森をさまようシーンはオペラ。
歌とセリフできちんと寝る。
起きると森の音楽会でピアノ。
その後、お腹が空いて辺りを見回すとお菓子の家が。
そこで魔女と遭遇。
魔女に勝利し最後はみんなで合唱。
筋が通ってる。
びっくりしたのは先生がオペラのヘンゼルとグレーテルを知らないのに、自分で調べるのと、僕らとの話し合いでそれを作ってしまった事です。
子供は恥ずかしそうに歌っていましたが、
馴染んでくると声も出てくるし、
セリフは上手。
素晴らしい。
僕と奥さんは少しだけ歌のお手伝い。
子供が頑張ってるところ、それに参加してわからないながら、恥ずかしながらもきちんとやるのが感動しました。
出来とかでなくその姿勢が好きです。
本番はきっと楽しんでやると思いました。
今は本当に正解がないです。
オペラのヘングレを知らないのに
こんなに盛り込んで作って、
こんな面白く筋を通すものが出来てしまうなんて。
そしてやりきってしまう先生を尊敬しました。
こりゃまたありがたいものを見させて頂きました。