ボエーム本番
本番でしたー。
たくさんのお客様に来ていただき楽しく
歌う事が出来ました。
今日はプログラム無しでMCで流れを伝えよう。
と思って考えていましたが、結局大きな話のながれだけ伝えてあとは、僕がボエームについてや
共演者との話、終演後は歌った感想など
を話してしまいました。
ハイライトでボエームをやると、楽しい部分が減り
本当に悲しい感じになるので、MCくらいはと
楽しいというかホッとする様な時間を作りたかったのでそんな話をしました。
結果、良いバランスだったと思います。
そしてとても感動して、ボエームの良さを存分に感じられた本番になったと思います。
11月の末にセビリアの理髪師 ハッピー
12月に道化師というドロドロのちょっと狂気の
オペラ。そしてボエームは悲しい恋の物語と
パターンの違う演目に関わりました。
どの作品も聞きどころがあり、魅力的な作品ですが、気持ちは全然違って歌い終わった後は
疲れ方が違いますね。
セビリアは幸せに歌いきった。
道化師は役がドロドロを見ている役でしたので
重い気分。ボエームはとても大切な人が
いなくなる気分を感じて本番で泣いてしまうと
いう気分。
上手に言えませんがどれも凄く刺激のある感覚を
もらってます。
いつもはハッピーエンドで楽しかったですが、
こうやってたくさんの気持ちを感じられるのも
魅力です。
ボエームありがとう。またやる時が今日やって楽しみになりました。