個人の持ち味
桶川に来ています。
鶴川で3月に歌わせて頂いたピーターパンプロジェクトの桶川版、本番です。
もう何回でしょう。開始ころ、小さかった子供がもう中学生になりました。うちの息子も稽古から見学させてもらったのが、1歳半。
2歳半からは一緒に参加して、毎回楽しそうに現場でも家でも練習しています。
お話しベースで、あとはセリフやオペラなどの曲で
つないでいくという、オリジナル。
要所に楽しい仕掛けもあり、見所満載の公演です。
子供合唱、ママさんコーラス、ピアノの生徒さんのソロ、そして僕みたいなオペラ歌手とたくさん参加してとても華やかで、楽しい本番です。
鶴川も桶川も2回公演で、子供のキャストは別なのですが、なんとも子供の出来上がりが早い。さすが子供。10人くらいの子供が自分のセリフを順番に言う。
1時間半くらいのプログラムをやってしまう。
やっぱり子供は凄い。
そして、鶴川チームと桶川チーム。
桶川チームは鶴川チームの映像を、見て参考にしている。おもしろいのは個性がどちらもあって、違うテンションで、違うものが出来上がっている感じです。
どちらが良いというわけではなく、どちらも良い。
みんなそれぞれ感じることも違い、こちらに伝えてくる感覚もそれぞれで受けるこちらもとても楽しいです。
同じ音楽で同じセリフなのにとても楽しくてとても得した気分です。
地域性なんだとしたら、ほかの地域でも同じものをやってもらってどうなるか見てみたいですね。
これって大人のやってるオペラとかでも同じですかね。だから、同じものをやってもこの人がやるから見てみたいとか、この人はどう歌うだろうとか気になるのでしょうね。
大切なのはこうやりましょうねと、最初にセリフ、歌、動きを確認した後にその個人がどんな事を出してくるか。そこからが違うのが面白いです。
自分なりにその先を出していくのが自分の表現。
これはきっと歌だけでなく、絵や文章、スポーツでも同じ。それが自分らしさなんでしょう。
本番も楽しんで歌ってきます。