岡坂弘毅 オペラ歌手

オペラ歌手岡坂弘毅が気になった事

歌う声って!

オペラ歌手として歌っています。大学3年生で何となく声楽に変わり、始めました。そしてハマりました。

 

自分が最初にオペラにハマった時はそれはそれは、

毎日大学の図書館に行き、時間のある限り映像を見て、楽譜を見て、とずっとそれに時間を使っていました。

 

その時の自分のその情報量はとても多かったし、今でもその時の事はたくさん覚えています。

そして自分はそんな上手で一般的ではない、オペラ歌手の声に感動して、そんな声が出したい!

が一番になりました。音楽、作品の背景、言葉の深い意味、など大切な事はたくさんあると思いますが、初めてオペラや、声楽のコンサートをみたり聴いたりする聴衆はまず歌手の声を聞きます。

 

普通の人に出来ない凄い声が出したいとずっと思い

今でもそうやって練習してます。

 

そして、今、色んな方と一緒に歌い、一般のオペラ団体の方、生徒さんなどたくさんの方に会い感じる事は、この方たちよりできる事は声が少し出るだけ。あとは舞台の経験ですね。でもその少し声が出る様になること、その経験が人前で歌う事はもちろん、自分で練習していてもとても大切だと感じます。

 

オタク!

 

ゲームオタク、鉄道オタク、

 

音楽でもその道の詳しい方は、生き証人の様に過去の演奏なども聴き、知っています。本当に好きという事、それを続けられる好きな事。凄いです。

 

今や、上手い!凄い声!そんなものは好き好きで、

点数のつかないオペラの声、

 

100人いたらそれぞれの感じ方も違う声。

 

今は直接聞く凄さは一番ですが、youtubeなどで過去の凄い映像や録音などすぐ聞けます。

 

正解のない声の分野、

 

言えば自分の満足できる声にどれだけ近づけるかが

一つの課題ですね。

例えそれがどんどんできる様になっても一般には受け入れられない事もあるでしょう。でもそれを好きになってくれる方もいます。

 

そんな分野ですが、自分の理想の声に近づき楽しく自己満足したいですね。