リタというオペラ
山口リタ!
昨日稽古をやりみなさんの声を聞いて感動し、自分が舞台や演出みたいな事もするにあたって、想像を膨らませ楽しんでいます。
森さんのリタと安東さんのガスパロ。自分的にはキャラはぴったりで行けると思ってましたが、昨日の稽古では上回るキャラを出してきました。
リタのお話しは
船乗りでDV夫のガスパロの嫁だったリタだが、ガスパロは海に出ている時に難破してしまった。リタは未亡人になった。不幸は重なりリタの村が全部火事で焼けてしまい、村を出て出会った気の弱いべっぺと結婚し、旅館の女将になった。ガスパロとの結婚生活では叩かれて耐えていたが、今回は気弱なべっぺを叩いて主導権を握り楽しく幸せに暮らしている。そこへ実は生きていたガスパロが現れた。彼は生きていて、しかもリタの村が火事で焼けた事でリタが死んでしまったと思っていた。そして再婚する為にリタの死亡証明を取りに来たところ偶然再会、その男がリタの夫と気づいたべっぺは叩かれるのが終わると思い、二人でリタの押し付け合いが始まる。という破茶滅茶なお話し。セリフで繋げるため自由度が高い。
リタの今までの自分のイメージはべっぺを叩くが楽しく、幸せ、明るい女性。
ガスパロは俺様でちょっとずるいところもあり、でも憎めない感じ。
二人の良い部分を生かして、さらにホールに素晴らしいプロジェクターがあるので背景、字幕、そしてちょっとそのプロジェクターに効果音の字を入れたりしてみて見やすく作ろうと考えてます。
大きく写せるので雰囲気バッチリ^_^
椿姫とテイストが違うものなのでまたどうなるか楽しみです。