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岡坂弘毅 オペラ歌手

オペラ歌手岡坂弘毅が気になった事

喉が強い

僕は大学3年生で声楽に転科しました。そこから訳も分からず聞いたり映像をみたりで真似しながらの発声を続けていました。


小さい頃から何となく、水泳、サッカーとやっていまして、体力もまあまあ、あり、サッカーなんてやっていると大きい声をたくさん出してたりで多分のどが強かったと思っています。

20歳ころなんて、体力もあり、強い喉で、力任せにかなり高い音まで出したりして、強引に何でも歌っていました。というか叫んでいたのかな。
という事で何の知識もなく、大学の頃は流行っている、有名なオペラのアリアや重唱ばかりやっていたので、今の自分の軽い声をでは考えられないものばかりを選んでいました。

偉そうに自分は椿姫やボエームが合ってると思い込み強い喉で何となく歌っていたのですが、今、レパートリーにしている、ロッシーニなど殆どやっていませんでした。そのままイタリアの先生にロッシーニを勧められてついに軽いものに出会いました。

でも軽くて高いロッシーニ、それでも強い喉で歌っていました。

そのまま、演奏活動に入り、強い喉のままたくさんの方に、高い声がでますね、と言われ続け調子良く、出し続けていましたが、去年急にそのままの感覚ではいけなくなりました。

日本のテノールといいますか、自分はそんなんでとても高くて軽いオペラから日本では求められるヴェルディプッチーニのオペラまでそのままの声でやっていましたがきちんと体の重心を下に感じてとか考えながらやると、本当に必要な中低音が自分でも、他の方にも良いといわれ、きちんとコントロールできてるなと感じる事ができました。それと同じようくらいに今まで勢いで、出せていた高音が出なくなってきました。

本当に去年はそれで悩みましたが、今は本当にコントロールしないと出ない高音になってきたと思っています。

結果、自分は喉が強くて高い音がでていたが、出ているだけで、コントロールはできていなかった。

高音が弱いと言われていて、出るようになる人は、きちんとコントロールできて出せるようになった。

喉は衰える。自分もそんな歳に入ってきたと自覚して、もう少しきちんと発声なり考えよう。