一方通行の恋 終了
2/28、4人の一方通行の恋オペラエルミオーネが終わりました。
なかなかない編成ですね。
自分のレパートリー的にロッシーニをやらせて頂く機会が多いのですが、
同じ演目で違うテノールの高音を楽屋や袖で聴くのはとっても楽しいです。
エルミオーネのオレステという役をやらせていただいたのですが、今回二回目。
一度めは初役、何年か前で、今より体力とか諸々元気で、高音も出し方はともかくあまり強くなかったのですが、今回はその時よりもこれまでに得た経験値、声の出し方などで取り組み方、など変わっていましたね。
やはりどんな演目でも初めてより二回目、三回目の方が、時が経っていてあまり覚えていなくても、
できることも増えていて楽しめますね。
こんな上演することが難しい演目を企画してくださった主催の西尾京子さんに本当に感謝です。
これまで西尾さんのところで、ロッシーニはオテッロ、湖上の美人、アルミーダ、エルミオーネ
を抜粋、全曲やらせていただきました。合唱なし、抜粋といえど、自分の役の部分は全部毎回歌うので
全曲と変わりません。
毎回テノールの重唱があり、アルミーダは3重唱もありました。また自主企画でも
オペラの定番とは日本では言えませんが、素晴らしく聞き応えのあるものをやっていきたいですね